「確定申告って必要?」から始めよう
夜職を検討している女性の中には
「確定申告って何?」
「お店がやってくれるんじゃないの?」
と思っている方も多いのではないでしょうか?
でも、キャバ嬢やホステスは
給与形態や契約形態によっては、自分で
確定申告をしないといけない場合があります。
放置すると追徴課税や
延滞税が発生することもあるので要注意。
なぜ夜職女子は確定申告が必要なの?
キャバ嬢やホステスの収入は
大きく分けて2タイプあります。
給与所得タイプ(従業員扱い)
・お店と雇用契約を結び
給料から所得税が天引きされているケース
・年収が103万円を超えると
条件次第で確定申告が必要になることも
業務委託タイプ(個人事業主扱い)
・完全歩合制や日払い
源泉徴収されていないケース
・年間48万円以上の所得があると確定申告必須
確定申告のタイミング

毎年2月16日〜3月15日頃に
前年1年間(1月〜12月)の収入と経費を申告します。
スマホやパソコンからe-Taxで提出できるので
今はかなりラクになっています。
経費にできるもの(例)
キャバ嬢やホステスは
仕事のためにかかった費用を
経費として計上できます。
これにより、課税対象の所得を
減らすことが可能です。
- ドレスやスーツ、靴、アクセサリー
- ヘアメイク代、美容院代
- 同伴・アフター時の飲食代
- タクシー代
- 名刺代、連絡用スマホ代
- ネイル・まつエク・エステ代
(仕事で必要と認められる場合)
💡 ポイント
プライベートと仕事の区別をつけるため
領収書やレシートは必ず保管しておきましょう。
申告しないとどうなる?
- 無申告加算税(最大20%)
- 延滞税(年利7.3%など条件により変動)
- 過去にさかのぼって徴収される可能性あり
税務署からの指摘は、思ったより突然きます。
「今までバレなかったから大丈夫」は危険です。
確定申告をラクにするコツ
- 収入・支出はスマホアプリで記録
(freee・マネーフォワードなど) - レシートは撮影してクラウド保存
- 不安なら税理士に依頼
(夜職に強い税理士も存在します)
まとめ
キャバ嬢やホステスにとって
確定申告は「面倒な義務」ではなく
収入を守るための大事な手続き。
経費をしっかり計上すれば
税金を節約できる上に
安心して働き続けられます。
夜職を長く続けるつもりなら
確定申告の知識は早めに身につけておきましょう。



