キャバクラで働きたいけれど、人見知りできちんとコミュニケーションを取れるか心配という方に向けてその対応策や心構えをお伝えしていきます。
また話題作りの参考になるようなトークテーマをいくつかご紹介しますので、そちらを参考にしながらより良い接客につなげてみてくださいね。
それではご紹介していきます。
目次
キャバクラで話題が続かない問題
人見知りでキャバクラで働くのが不安な方や、お客さんと会話が続かず困っている方もいるのではないでしょうか。
実は人気キャバ嬢の中にも普段はコミュニケーションを取るのが苦手という方もいらっしゃいます。
そのような方々は「キャバ嬢を演じる」ことで店内での会話を盛り上げています。
アパレルや居酒屋で働く人は元気に働きますし、高級店であれば上品に振舞うようにキャバクラではキャバクラの自分を演じる必要があるのです。
キャバクラでキャバ嬢を演じる3つの心得
キャバ嬢を演じるために必要な3つの要素についてご説明していきます。
お客さんには対価に見合った時間を提供すること
お客さんがキャバクラで支払う金額は決して安いものではありません。
居酒屋で頼めばもっと安く出てくるお酒を女の子のために注文したり、指名料を支払って一緒に過ごす時間を買ったりしているのです。
自分の稼ぎのためではなくお客さんがどのような思いでお金を支払っているかを考えると、その価値に見合った接客をしなければと思いますよね。
人見知りだから接客できないとは言っていられなくなりませんか?
経験を積んだ分攻略法が見えてくると思うこと
最初から完璧な接客ができる女の子はいません。
さまざまなお客さんと話すうちに傾向が掴めてきたり自分なりの会話のコツがわかってきたりするものです。
試行錯誤を繰り返せばじきにスムーズな会話ができるようになりますよ。
シフトには積極的に入ること
入店してからすぐは不安なことも多く毎日のようにシフトに入るのは億劫です。しかし、はじめのうちこそたくさんシフトに入って仕事を覚えましょう。
仕事に慣れるほど気持ちに余裕が生まれ、接客もうまくいくようになるはずです。
キャバクラで取り入れたいコミュニケーション術
会話をする際に意識しておきたいコミュニケーション術をご紹介します。
キャバクラでの接客に限らず、あらゆる場面で使える内容ですので活用してみてくださいね。
背筋を伸ばす
会話に自信がないと背中が丸まってしまいます。
そうすると声も小さくなってしまい悪循環に陥ります。背筋を伸ばしておくだけで、綺麗に見えますので接客時は意識するようにしましょう。
それだけでもお客さんが話したい!と思ってくれる可能性は高まります。
口角を上げる
笑顔での接客は心がけていても思わず忘れてしまうこともあります。
たとえば店内を歩いているときや、片付けをしているとき、お酒を作っているときは特に気をつけましょう。
「怒ってる?」「疲れてる?」と聞かれる方は真顔になっている可能性があります。口角をあげて好印象を与えてください。
体は常に相手の方を向く
接客中は相手の方を向いて話を聞きましょう。
またその際に相手の目を見るのも大切です。
お客さんは、キャバ嬢が別の方向を向いていたりうつむいていると本当に話を聞いているのか不安になってしまいます。
目を見て話すのが苦手な方は相手の左目を自分の左目で見ると良いでしょう。
左目と右脳は密接に関係しており、お客さんが「ちゃんと理解してくれている」という感情を抱きやすくなる効果があります。
声はドレミの「ソ」の高さにする
会話に不安があるとついつい早口になってしまったり、素の感じが出てしまったりすることもあるはずです。
そうしたときはドレミの音階のソの高さで話すと良いでしょう。
ずっとソの高さで話すのは難しいので、最初の一文字は特に意識してください。単調なリズムで話すのではなく、抑揚をつけるのもポイントです。
話のネタを用意しておく
話のネタに困ったときに使えるのが「適度に整理すべし(てきどにせいりすべし)」です。
これは営業の場面などでも使われるテクニックの一つなのでぜひ実践してみてください。具体的には下記の内容です。
テ→テレビ
キ→気候
ド→道楽
ニ→ニュース
セ→生活
イ→田舎
リ→旅行
ス→スキャンダル
ベ→勉強
シ→仕事
質問の仕方を考える
質問の仕方には2つの種類があります。
1つ目はクローズド・クエスチョンです。これは相手がYES/NOで答えられるような質問のことで、会話が盛り上がりにくい傾向があります。
2つ目は、オープン・クエスチョンです。この質問方法は相手に自由に回答してもらうため、話題を広げやすいです。
後者の質問方法を使えば、会話に詰まることが減るかもしれません。
5W1Hを意識する
5W1Hとは「だれが(Who)」「いつ(When)」「なにを(What)」「どうして(Why)」「どこで(Where)」「どのように(How)」の頭文字をとった言葉です。
これを意識すれば些細な話題でもどれかに当てはめて広げていくことができるでしょう。
オウム返しで答える
接客しているとどうしても「そうですね」としか返せないこともあるはずです。
そういうときは、同じような言葉で返事をすると良いでしょう。
たとえば「このお酒美味しいね」と言われた際は「本当に美味しいですよね」という風に返してみましょう。
これだけでは少し不自然かもしれないので「何杯でも飲めそうですよね」などと言い換えも交えながら回答できるとより効果的です。
あなたはどうですか?を返す
お客さんから質問されて回答したあとは、お客さんはどうなのか聞いてみましょう。質問の内容は自分が聞いて欲しいことでもあります。
相手の気持ちを察して「〇〇さんはどうですか?」と尋ねましょう。
会話の比率は「7:3(お客さん:自分)」
会話のコツは自分の話ばかりをしないことです。
相手の話をさえぎって自分の話にすり替えたり、聞いていたとしても最後は自分の話に持っていくようではお客さんも満足しません。
会話が得意というのは自分が上手に話せることではなく、相手の話も引き出してこそなのです。
キャバクラで話題作りに困った時に参考にしたい10項目
キャバクラで話題に困ったら以下のトークテーマについて話してみてください。会話のきっかけになるものですので覚えておいて損はありません。
お客さんのペースを知る「季候」
ビジネスシーンでも用いられる季候の話はマストです。
暑い日や寒い日にわざわざ来店してくれるお客さんに対してきちんと感謝を伝える意味でも有効と言えます。
盛り上がるような話題ではありませんが、お客さんの会話の仕方やペースを知るうえでもはじめに話すと良いでしょう。
教えてもらうスタンスがおすすめ「趣味」
趣味は人それぞれですが、自分が知っている分野だったら盛り上がること間違いなしです。
またお客さんの趣味についてあまり知らなかったとしても、教えてもらうスタンスで会話をすると喜んで教えてくれるでしょう。
キャバクラに来店されるお客さんはゴルフをやっていることもありますので、最低限のルールを知っておくだけでも会話が弾むかもしれませんよ。
他にも野球、サッカーなどのスポーツ、映画や漫画などのサブカルチャーも趣味にしている人もおりますので少し調べておくのもおすすめです。
明るいテーマを知っておくのがベター「ニュース」
お客さんは楽しい時間を過ごすためにキャバクラに来店することが多いでしょう。
そうなると堅いニュースはあまり話題に上がりません。
もちろんビッグニュースをおさえておくに越したことはありませんが、エンタメの話題やバラエティ番組など明るいテーマについて知っておくと盛り上がりやすいでしょう。
行ったことある場所なら盛り上がる「旅」
年末年始や夏季休暇、ゴールデンウィークなどは旅行に行く方が多いですよね。その前後にどこに行く予定か、またどんな場所に行ったのか聞くのもおすすめです。
その土地の話は、観光、食、お土産など膨らみやすい傾向にあります。
自分が行ったことがある場所だったらなおさらです。
地雷に注意すべし「知人・家族・健康」
仲良くなってからおすすめなのが家族や知人の話題です。
プライベートは踏み込みすぎると思わぬ地雷を踏んでしまうこともありますので注意しましょう。
こうした話はプライベート感が強いので親密な印象を与えるというメリットがあります。
また、ジムに通っている方や普段ランニングなどの運動をしている方もいらっしゃるので、健康面についての話題を振るのも良いでしょう。
配慮が必要なことも「仕事」
はじめはあまり具体的に聞きすぎず、どのような関係の仕事なのか程度の留めておきましょう。
仕事柄あまり話したくない方もいらっしゃいますので配慮が必要な部分です。
反対に商社勤務や経営者など自分の仕事をステータスに感じている方は、どのような仕事をしているか詳しく教えてくれるかもしれません。
線引きに注意しながら深掘りしてみましょう。
自分の話はそこそこに「下ネタ」
好きな女の子の話や体型の話、夜の話は盛り上がります。
ただし、あまりにも踏み込まれすぎると勘違いされることもあるので自分の話はそこそこにしましょう。
上手にお客さんはどうなのか聞くなどして受け流すことも大切です。
スタイルに合わせて言葉を選ぶ「ファッション」
ネクタイや時計などのファッション小物は褒めやすいですよね。
ファッションにこだわりを持っている方は特に嬉しく感じることでしょう。
また、細身だったらどんな服でも似合いそうですねと褒めたり、ガッチリしていたらたくましさを褒めたりするなどスタイルに合わせて言葉を選ぶのも大切です。
接客していると体型ついても褒められる場合があるのでそのタイミングを利用しましょう。
美味しいお店を知ってると盛り上がる「グルメ」
お店を知っていると食べ物の話は特に盛り上がるでしょう。
おすすめのお店を聞いたり、逆におすすめするのが良いでしょう。
高級なお店を教えたいという願望のあるお客さんもいらっしゃるので引き出してみるのもおすすめです。
会話に困りにくい「住まい・暮らし」
住んでいる場所や出身地の話はおすすめです。
同郷だった場合や家が近所だと共通の話題がたくさんあって会話に困りにくいです。
またお客さんの出身地に関する知識も使えますし、旅行で行ったことのある場所だったらそのときの話をしてみるのも良いですね。
初めてでも基本をおさえて話題豊富なキャバ嬢に!
いかがでしたでしょうか。
会話に不安があるキャバ嬢もご紹介した方法を実践すれば、これまでよりもスムーズにコミュニケーションが取れるようになるはずです。
一度に全て覚えるのが難しい方は一つ一つ試しながら話題豊富な人気キャバ嬢を目指してくださいね。