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仕事の常識

【具体例付き】キャバクラより低い!?ガールズバーの月収について徹底解説

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【具体例付き】キャバクラより低い!?ガールズバーの月収について徹底解説

あなたはガールズバーがいくら稼げるのかご存じでしょうか?

ガールズバーといえば、稼げるナイトワークの1つといわれています。

月収の仕組みについては、だれもが気になるところでしょう。

実際、ガールズバーはどれくらい稼げるお仕事なのでしょうか。

今回は、ガールズバーの月収について具体例付きで詳しくご紹介します。

ガールズバーの月収を算出するのに必要な要素は「時給・バック・天引き」の3つ

あなたはガールズバーの月収を算出するのに、必要な3要素があることはご存じでしょうか?

3要素とは時給・バック・天引きです。

このようにガールズバーの月収はシンプルに、少ない項目で、非常にわかりやすく構成されています。

ただし、これら3つの要素のみで決まることから、それぞれの項目の見かたを理解しなければいけません。

こちらでは、時給・バック・天引きの3要素について、それぞれ詳しくご紹介します。

キャバクラよりは低め「平均時給」

1つ目は「平均時給」がキャバクラよりも低めなことです。

ガールズバーの時給は一律ではありません。キャストの能力によって異なり、その振れ幅はかなりあります。

また、地域でも格差があり、大都市ほど時給は高単価になりやすい傾向です。

ところで1つ悲しいお知らせがあります。

それはガールズバーの平均時給は、キャバクラの平均時給よりも低めに設定されていることです。

理由は、基本的にガールズバーのキャストはバーテンダーであり、キャバクラのキャストはホステスのような接待業に該当します。

ガールズバーとキャバクラは似てはいますが、全く別の種類のお仕事なのです。

ドリンクや指名などの「バック(歩合)」

2つ目がドリンクや指名などの「バック(歩合)」です。

バックとは、歩合のことであり、簡単にいうと売り上げの還元金のことになります。

バックの数が増えれば増えるほど、相対してお給料も増える仕組みです。

ガールズバーのバックには、ドリンクバック・指名バック・ボトルバック・同伴バック・スカウトバック・フードバック・チラシバッグなどがあります。

ちなみにドリンクバックとは、お客様がキャストにドリンクを1杯奢ると、1バックが発生して、キャストの給料にいくらかが還元されます。

また指名バックとは、お客様が指名してくれた時に発生するバックのことです。

1つ1つのバックは大きくはありませんが、バックが1か月積み重なるとかなりの金額になります。

普通のバイトより多めな「天引き」

3つ目が普通のバイトより多めな「天引き」です。

時給とバックの合計金額から、税金や必要経費を差し引いた金額を天引きといいます。

天引き後の金額が、実際のガールズバーでの手取りです。

そしてこの天引きが、後々足を引っ張ることになります。

通常のガールズバーでの天引きは源泉徴収・衣装代・送り代などです。

ところがお店によっては福利厚生費・雑費・研修費・名刺代・研修費・日払い手数料・店舗維持費・備品調達費など次々に加算してくるところもあります。

こうなると普通のバイトより天引きが多くなり、手取り金額も影響を受け、大幅に下がることでしょう。

ガールズバーの平均月収を算出してみるといくらになる?(時給別)

あなたはガールズバーの平均月収がいくらかご存じでしょうか?

当然の話になりますが、ガールズバーの平均月収を知ることは簡単ではありません。

地域・お店のグレード・個人の能力で時給・バック・天引きが全て異なるからです。

しかし、あなたもガールズバーの平均月収を知りたいことでしょう。

こちらではガールズバーの平均月収を3つのパターンで算出した場合についてご紹介します。

パターン1:固定時給1,500円1日4時間、週3勤務した場合

パターン1では、固定時給1,500円1日4時間、週3勤務した場合の月収についてご説明します。

ちなみに固定時給1,500円というのは地方の平均です。

①1,500円(固定時給) × 4(時間勤務)= 6,000円(1日分の時給の合計金額)

➁6,000円 + 1,000円(1日のバックの合計金額)= 7,000円

➂7,000円 - 10%(1日の天引き率) =6,300円

④6,300円 × 12(月の合計勤務日数)= 75,600円(1か月分の手取り金額)

パターン2:固定時給1,700円で1日4時間、週3勤務した場合

パターン2では、固定時給1,700円で1日4時間、週3勤務した場合の月収ついてご説明します。

ちなみに固定時給1,700円というのは都内の平均です。

①1,700円(固定時給) × 4(時間勤務)= 6,800円(1日分の時給の合計金額)

➁6,800円 + 1,000円(1日のバックの合計金額)= 7,800円

➂7,800円 - 10%(1日の天引き率) = 7,020円

④7,020円 × 12(月の合計勤務日数)= 84,240円(1か月分の手取り金額)

パターン3:パターン1とパターン2それぞれ8時間勤務した場合

こちらでは、パターン1とパターン2それぞれ8時間勤務した場合の月収についてご説明します。

❶固定時給1,500円1日8時間、週3勤務した場合の月収

75,600円×2(1日4時間の2倍)=151,200円(1か月分の手取り金額)

❷固定時給1,700円で1日8時間、週3勤務した場合に月収

84,240円×2(1日4時間の2倍)= 168,480円(1か月分の手取り金額)

1日8時間勤務でこれだけ変わります。

計算式のポイントは勤務時間が2倍になったことから、単純に1か月分の手取り金額を2倍にすることで、月収を算出することができることです。

ガールズバーで月収を上げるためのお店選びの5つのポイント

ガールズバーは、キャバクラと比較すると、月収が低い印象があります。

キャバクラの場合は、お客様の隣に座り密接な接待になることから時給が高い設定です。

それに対しガールズバーの場合は、カウンター越しの接客のみであることから、時給が低く設定してあります。

さらにガールズバーは売り上げノルマ・同伴ノルマ・アフターノルマなど厳しいノルマもなく、キャバクラに比べると精神的にはかなりラクなことも関係しているようです。

ところで、ガールズバーもやり方次第では、月収を上げることができます。

こちらではガールズバーで月収を上げるためのお店選びの5つのポイントについて詳しくご紹介します。

天引きが少ないお店を選ぶ

1つ目が、天引きが少ないお店を選ぶことです。

特にガールズバー未経験者は、天引きが少ないお店に入店することをおすすめします。

ガールズバーの応募者のほとんどは、まず「時給の高さ」に目がいくことでしょう。

その点、ガールズバー経験者であれば、天引きの仕組みをある程度知っていることから、警戒します。

ところが天引きについて詳しくない人は、天引きの詳細についてわからないまま「時給の高さ」に惹かれて入店してしまいがちです。

すると、あらゆる天引きが設定されていることに後で気づきます。

結果、天引きの合計額が大きくなり、手取りは小さくなります。

最低でも、天引きの項目数と手取りがいくらになるのかをシミュレーションしてから入店するようにしましょう。

バックが多いお店を選ぶ

2つ目が、バックが多いお店を選ぶことです。

基本的にバックの種類が多く、単価が高いお店が稼げます。

バックはお客様から、次の場合に発生します。

❶ドリンクバック

お客様からドリンクを奢ってもらった時

❷指名バック

お客様から指名してもらった時

❸ボトルバック

お客様からボトルを入れてもらった時

❹同伴バック

お客様を同伴した時

❺スカウトバック

看板を持っている時にお客様を呼び込んだ時

❻フードバック

お客様から食べ物を奢ってもらった時

❼チラシバック

チラシを配っている時にお客様を呼び込んだ時

このようにバックの種類は無数にあり、お店独自のバックも創作されています。

ぜひ、キャストのやる気をアシストしてくれるようなバックのあるお店を選びましょう。

洋服豊富な人は制服無しのお店、少なめな人は制服有りのお店を選ぶ

3つ目が、洋服豊富な人は制服無しのお店、少なめな人は制服有りのお店を選ぶことです。

洋服豊富な人は自前の服を着ることで、給料から制服貸与の衣装代・クリーニング代が天引きされずに済みます。

逆に洋服少なめの人は制服貸与してもらえるので、自費で洋服を買わなくてよいです。

ただし、給料から衣装代・クリーニング代が天引きされます。

服に関しては、それぞれ自分に合ったやり方にすることで、月収を上げることが可能です。

交通費が出るお店を選ぶ

4つ目が、交通費の出るお店を選ぶことです。

毎回の交通費を出してくれるお店をおすすめします。

1回分はわずかですが、回数が増えるとまとまったお金です。

送迎をやってくれるお店もありますが、送迎代を天引きされても割安であれば問題ありません。

割高であれば、入店は控えた方が良いでしょう。

なるべく交通費を出してくれるお店を選ぶことで月収が上がりますよ。

交渉可能なお店を選ぶ

5つ目が交渉可能なお店を選ぶことです。

せっかく入店するなら、交渉可能なお店をおすすめします。

交渉可能なお店ということは、キャストのやる気や能力を評価する気があるということです。

具体的に共通の目標を設定して、達成でき、収入に跳ね返ればキャストもお店もウィン・ウィンの関係になります。

ぜひ、交渉可能なお店を探しましょう。

ガールズバーの月収は個人差が大きめ!頑張り次第でお給料UP

今回ご紹介した例でわかる通り、ガールズバーの月収は個人差が大きめです。

キャストの努力でできることは、お客様からの指名数やバック数を増やし、なるべく天引きの少ないお店に入店することになります。

頑張り次第では、お給料をグーンとUPすることができることでしょう。

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