最近、キャバクラに迫る人気といわれているのが「姉キャバ」です。
本家キャバクラから見ても、今や無視できないほどの勢いがあります。
姉キャバ未経験者からみると、まだまだよく知られていないお仕事でしょう。
では、姉キャバとは一体どんなお仕事なのでしょうか?
今回は姉キャバのお仕事の内容、キャバクラとの違いについてわかりやすくご紹介します。
姉キャバとは
現在キャバクラには、一般的なキャバクラ以外にセクキャバ・コスキャバ・熟キャバなどの多くの派生型キャバクラが存在します。
派生型キャバクラの中でも、特に注目されているのが「姉キャバ」です。
姉キャバを一言でいうと「25~35歳くらいのキャストがメインで働いているキャバクラ」のことです。
アラサー世代の女性に、おすすめのキャバクラといえるでしょう。
姉キャバは、お店によってはキャストの年齢層で、大きく次の2つのカテゴリーに区分可能です。
・25~30歳まで
・30~35歳まで
カテゴリー分けされていることから、ほぼ同世代の女性たちと一緒にお仕事をすることができます。
姉キャバのキャストの多くは、ナイトワーク経験者が大半を占めている状態です。
また、姉キャバの位置づけは、一般的なキャバクラと熟キャバのちょうど中間点です。
一般的なキャバクラと、最も距離感が近く、多くの点で共通点があります。
ちなみにお客様の層は、ゆっくりと落ち着いた雰囲気で飲みたいお客様が多い傾向といえるでしょう。
姉キャバが向いている人
姉キャバに興味があっても、実際に自分がやれるのかは不安があるところです。
では、一体どんなタイプの人が姉キャバに向いているのでしょうか。
姉キャバが向くのは、次の人たちです。
・一般的なキャバクラを卒業しようと思っている人
・落ち着いた大人の接待に移行したい人
・次のステージに、レベルアップしたい人
などです。
姉キャバを目指す人の多くは、一般的なキャバクラからが多いといわれています。
ただし、一般的なキャバクラは、競争が激しく、トップランキング以外のほとんどのキャストは思ったほど稼げません。
ところが一般的なキャバクラで稼げなかったキャストでも、姉キャバに移行したことで、その後大きく稼ぐことができるようになったキャストもいます。
特に大人のお客様を相手にした接客が向くキャストは、姉キャバでは大きく稼げることでしょう。
また、一度ナイトワークをリタイヤした人も、再度姉キャバデビューする人もいます。
このように姉キャバは、セカンドチャレンジの場としても有効利用することができることでしょう。
姉キャバで注意するべき点
一般的なキャバクラ、他のナイトワーク経験者であっても、姉キャバで働くことに関しては注意する点がいくつかあります。
こちらでは姉キャバで働く時に注意するべき3点について詳しくご紹介しました。
接客態度は臨機応変に
姉キャバで注意するべき1点目が、接客態度は臨機応変にすることです。
一般的なキャバクラであれば、キラキラして、ノリが良く、大騒ぎすることを良しとする雰囲気があることは事実です。
しかし、一般的なキャバクラの雰囲気をそのまま、姉キャバに持ち込んではダメです。
ワイワイ賑わう場面と落ち着いて飲みたい場面を判断しましょう。
その場、その場にあった臨機応変な接客態度を常に心がけることが重要です。
話し方は若者言葉NG
姉キャバで注意するべき2点目が話し方は若者言葉NGです。
一般的なキャバクラは、若者層をメインターゲットにしています。
そのため若者言葉・タメ口・呼び捨て・あだ名付け・キャラ設定・粗暴な言葉遣いはむしろ面白がられ歓迎されることでしょう。
その点姉キャバは、一般常識がある落ち着いた接客をキャストに求めています。
なので、姉キャバではオラオラ系を中心にした若者言葉はお客様から不評です。
基本的に姉キャバでは若者言葉NGといえます。
これまで一般的なキャバクラで若者言葉中心の接客を行ってきた人は、できるだけ早くシフトチェンジをしましょう。
また1日も早く、姉キャバに求められている常識的で、落ち着いた言葉遣いを身につけることが重要といえるでしょう。
容姿は年相応に
姉キャバで注意するべき3点目が容姿は年相応にです。
ナイトワーク勤務の女性であれば、見た目年齢をできるだけ若くしたいのは当然のことでしょう。
ただし姉キャバでは、必要以上の若作りは逆にキャストとしての評価が下がります。
理由は、お客様がアラサー世代の女性の接客を受けに来られているからです。
姉キャバでは、次の容姿はNGになります。
・メイク ギャルメイク・ドールメイク・圧が強すぎるメイク
・衣装 ゴージャスなドレス・露出多めのドレス・かわいすぎるドレス
・髪型 嬢王盛りヘア・ちらし盛りヘア・複雑な編み込みヘア
などです。
姉キャバで、一般的なキャバクラの容姿のままだと、1人だけ浮いてしまい恥ずかしいことになります。
入店前に、姉キャバが求める容姿に切り替えておきましょう。
姉キャバとキャバクラの違い
姉キャバは、キャバクラから派生したこともあり、この2つは多くの共通点があります。
ただし、システムの中身についてはいくつかの点で若干違いがあることも事実です。
こちらでは、姉キャバとキャバクラの4つの違いについてご紹介します。
セット料金は姉キャバがお得?
1つ目の違いは、セット料金は姉キャバがお得なことです。
一般的なキャバクラのセット料金は、通常5,000円以上からセットすることができます。
ところが姉キャバであれば、1セット45分で3,000円前後から利用可能です。
また、延長も同じく1セット45分で3,000円前後から延長ができます。
このように姉キャバは、リーズナブルな料金で遊ぶことができ、会計も明瞭です。
また指名料に関して、一般的なキャバクラは本指名2,000円くらいのお店が大半ではないでしょうか。
その点姉キャバは本指名1,000円で良く、一般的なキャバクラよりも低く設定されています。
姉キャバの指名料は次の通りです。
・本指名料 1,000円
・場内指名料 1,000円
姉キャバであれば、お安く遊べます。
さらに延長すればするほど、姉キャバの方がお得に遊ぶことが可能です。
客層はゆったり飲みたい人が多め?
2つ目の違いは客層はゆったり飲みたい人が多めなことです。
姉キャバと一般的なキャバクラでは、一目見てわかるほど客層が全く違います。
一般的なキャバクラは、若い女の子狙いのお客様がメインです
そのためノリが良く、勢いがあり、派手な飲み方をされ、どんちゃん騒ぎになり、大騒ぎして楽しまれます。カラオケもたしなまれます。
ラストまで飲まれる方は、潰れる寸前まで飲まれているようです。
大抵仲間連れで、ワイワイガヤガヤした飲み方を好まれます。
そのためキャストも、場を盛り上げることが上手いキャストが人気です。
それに対して姉キャバのお客様は、ほぼ姉キャバのキャストと同世代か年上がメインになります。
ほとんどのお客様が、落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくりと会話ができる環境がお好きです。
そのためキャストも、上質で紳士的なお客様との会話を楽しむことができるキャストが評価されます。
結果、ストレスなく、イージーな接客が可能です。
お店の雰囲気はギラギラしてない?
3つ目の違いはお店の雰囲気がギラギラしてないことです。
一般的なキャバクラでは、常にキャスト同士がノルマ・ランキング・ナンバーを激しく争っていることから、お店全体に勢いがあります。
よって、いかにも夜のお店らしく、いい意味でのギラギラ感が魅力です。
一方、姉キャバには、ほとんど争いらしきものがなく、アットホームな人間関係の中で働くことができます。
落ち着いた大人の雰囲気にあふれ、キャスト同士が和気あいあいです。
給料はキャバクラより低め?
4つ目の違いは給料は一般的なキャバクラより低めなことです。
一般的なキャバクラの入店時の時給は4,000円からといわれています。
一方、姉キャバの入店時の時給は3,500円からです。
姉キャバの時給が低い理由は、セット料金が安いことが関係しています。
時給に関してはセットを獲得しても、延長を獲得しても、セット料金が安い分、一般的なキャバクラよりも低くなることは仕方ありません。
ただし、本指名バック・場内指名バック・延長バック・ボトルバック・同伴バック・売上バック・ドリンクバックがあるので、バック分は稼ぐことができます。
まとめると、姉キャバは時給に関しては一般的なキャバクラより低くなりますが、バックで稼ぐことができるので、全体的には稼ぐことができるお仕事です。
まとめ
今回は 姉キャバのお仕事の内容、キャバクラとの違いについてご紹介させていただきました。
姉キャバとは、25~35歳くらいのキャストがメインで働いているキャバクラです。
お給料に関しては、一般的なキャバクラと比較すると若干低くなります。
ただし、過剰なノルマやキャスト同士の激しい競争はなく、楽しくお仕事でき、ある程度稼ぐことが可能です。
お客様も落ち着きがあり、紳士的なお客様が多い傾向にあります。
やりがいがあり、稼げるお仕事なので、ぜひ姉キャバで働いてみてはいかがでしょうか。