2025年6月28日
“風俗営業等の規制
及び業務の適正化等に関する法律”
いわゆる風営法の一部改正が施行されました。
今回の改正では、これまで“グレー”とされてきた
色恋営業や過度な個人連絡の取り方が
明確に規制対象になる見込みです。
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「今まで通り営業LINEして大丈夫…?」
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「売上に影響するかも…」
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不安なキャバ嬢・ホステスへ向けて
今回の改正ポイントと
これから求められる働き方の変化と対策を
わかりやすくまとめました。
目次
色恋営業って違法になる?
2025年風営法改正のポイント

🔻 改正の背景
- 客引き・違法スカウト・無許可営業など
ナイトワーク業界の“透明化”を目的とした流れ - SNSやLINEなどを使った過度な営業行為が
トラブル・詐欺・事件に発展するケースが増加 - ホストクラブなどでお客様を錯誤させる
“恋愛感情を利用した営業”が問題視されるように
🔻 今回の改正で注目されている内容
2025年6月28日以降
以下のような営業スタイルが
「違法または注意対象」になる
可能性が高まります。
規制対象とされる行為 | 内容例 |
---|---|
色恋営業(疑似恋愛を伴う営業) | 好意を匂わせて過剰に通わせる/交際をにおわせる |
個人LINE・SNSでの過度な営業 | DMで連絡先交換→過剰な営業メッセージの送信 |
店外営業の強要や誘導 | 同伴以外の私的なデートを装った営業行為 |
“恋愛感情を持たせて金銭や指名を得る行為”が
業として明確に禁止される方向性です。
キャバ嬢・ホステスが
気をつけるべきポイント

個人LINE・SNS営業は今後リスクに
お客様と個人的にLINEやDMで
やり取りしている方は要注意。
「営業目的」であることを隠して接触していると
虚偽や詐欺行為に当たると判断されるケースも?
対策例
- 店舗公式LINEや顧客管理システムを使う
- 「お客様」と「恋愛対象」を
明確に区別したメッセージ内容にする
恋愛感情を利用した“色恋”の使いすぎはNG
あえて交際を匂わせて通わせる
プライベートでも会う…などの営業は
トラブル時に“営業でした”では
済まされない時代へ。
対策例
- 恋愛感情の誤認を招く発言・態度は控える
- 好き・会いたいなどの言葉は業務連絡と
区別しにくいため、使い方に注意
店舗側にも責任が問われる可能性あり
ホステスやキャバ嬢が色恋営業を行っていた場合
店舗側が黙認していた・推奨していたとされると
営業停止や罰金のリスクも。
対策例
- 店側の教育方針(色恋NGなど)を事前に確認
- 曖昧なルールは今後“危険店舗”になる可能性も
これからのキャバ嬢・ホステスに
求められる営業スタイルとは?
信頼とキャラクター重視の
「ナチュラル営業」へシフト
これからの時代に求められるのは、
誠実・自然体で長く愛される営業スタイルです。
時代遅れの営業 | これからの営業 |
---|---|
色恋・依存させる | 癒し・共感・安心感を与える |
LINEを1日10件送る | SNSで自然な投稿→興味を持たせる |
交際チラつかせる | 「また会いたいな」と思わせる接客 |
指名より“ファン”を作る時代に
色恋で一時的に売れても
トラブルやリスクは高く、長続きしません。
これからは、“1人のお客様に依存せず
複数のライトなファンをつくる”こと
がポイントです。
- SNSでのキャラ作り・発信を大事に
- 会話の内容も「恋愛」ではなく
「価値観」「趣味」をベースに - お客様の癒し・相談相手ポジションを意識!
まとめ|風営法改正で
「色恋営業依存」から卒業を
2025年6月28日に施行された風営法改正は
ホストだけではなく、キャバ嬢・ホステスにとっても
「色恋営業だけに頼らないスタイル」への転換点。
これまで“当たり前”だった営業手法が
今後は法的リスクに変わるかもしれません。
これからの時代は
お客様との信頼関係をベースにしたナチュラル営業
が主流になっていきます。
- 今のうちに営業スタイルを見直し
- 店舗の方針や管理体制も確認
- SNS・連絡ツールの使い方も注意!
新しいルールの中でも
あなたらしく輝く接客で
指名も収入も守っていきましょう。
東京ナイトワーカーでは
キャバクラや高級クラブ、ラウンジ、ガールズバーなどで働くことを検討している方、興味のある方へのサポートを行っています。希望のお店、または複数の候補の中から自分に合った環境で働けるお店探しを面談・体験入店を通してご案内しております。