「キャバ嬢の仕事はお金が稼げる!」そう思って、キャバ嬢になる人もいるでしょう。
確かに、人気キャバ嬢でたくさん稼いでいる人の話はよく聞きますが、実際平均年収はどのくらいなのか、良く知らない人もいるのでは?
また、実はキャバ嬢の仕事には、思った以上に必要経費が掛かり、意外と手元に残るお金が少ないということも…
今回は、そんなキャバ嬢の平均年収や必要経費について紹介します!
目次
キャバ嬢の平均年収は?
キャバ嬢の年収は、都市部のキャバクラに勤めているキャバ嬢ほど高額になる傾向があり、平均年収は400~500万円程度。
しかし、そもそもキャバ嬢は勤務時間が人によって違うし、バックの金額によっても収入が大きく異なります。
そのため、少ない人では月収10万円程度、稼ぐ人だと1,000万円超えの人もいて、収入のバラつきがとても大きい傾向にあります。
このような事情もあり、キャバ嬢は一般的な仕事と違って、平均年収があまり参考になりません。その人の頑張りによって、大きく収入が左右される仕事なのです。
キャバ嬢の中でもトップレベルはどれくらい稼いでる?
では、トップレベルのキャバ嬢はどれくらい稼いでいるのでしょうか?
ここでは驚くべき稼ぎをあげたキャバ嬢を3人紹介します。
北新地の伝説的キャバ嬢「門りょう」さんの年収は?
北新地のCLUB MONの超人気キャバ嬢、門りょうさん。
門さんはテレビ出演の際に月収を暴露したことがあり、その額なんと1,600万円!これを単純計算すれば、年収1億9,200万円ということになります。
もはや、個人で稼いでいる額とは思えない驚異的な金額なので、想像をはるかに超えていますね…
バースデーでは1億超えの売り上げ「エンリケ」さんの年収は?
エンリケさんとは、名古屋の錦にあるキャバクラ、アールズ・カフェで働いていた有名キャバ嬢、小川えりさんのことです。
エンリケさんもテレビ番組でご自身の月収を暴露したことがあり、その額は1,200万円とのこと!
これは年収でいえば1億4,400百万円になるのですが、エンリケさんは2日間のバースデーだけで1億円以上稼いだという伝説もあるので、実際にはさらに高額の年収になっているかもしれません…
キャバ嬢・社長・モデルの顔を持つ「愛沢えみり」さんの年収は?
歌舞伎町の45(フォーティファイブ)に勤務していた愛沢えみりさんは、キャバ嬢をしていたときからモデルや会社経営もしていたことで有名です。
最高月収については、キャバクラ売り上げだけで3,000万円くらいであるということを明かしていました。
キャバ嬢は稼げる反面出費が多い?何故経費がかかるのか
キャバ嬢の中にはたくさん稼いでいる人もいますが、普通の会社員に比べて多くの経費が掛かるため、稼げる分出費も多い仕事です。
では、なぜキャバ嬢にはそんなに経費が掛かってしまうのでしょうか。
実はキャバ嬢って個人事業主!?
キャバ嬢はキャバクラで仕事をするため、お店に雇われているようにみえるかもしれませんが、実はキャバ嬢はお店の店員ではなく、個人事業主なんです。
そのため、通常の会社員であれば仕事に必要な備品は会社で用意してくれるますよね。
基本的にキャバ嬢は、自分のお金で揃える必要があり、普通の会社員と比べて必要経費がたくさん掛かってしまいます。
自分自身が商品だから
キャバ嬢はお客さんにただお酒を売っているのではなくて、自分と過ごす楽しい時間を売っています。
つまり、キャバ嬢は自分自身が商品そのもの。
そのため、お客さんに満足してもらうためには、商品である自分自身をいつもを磨き上げなければならず、その分たくさんのお金も使うことになるわけです。
キャバ嬢の仕事で発生する必要経費とは?
それでは、具体的に一体どんな経費が掛かるのでしょうか。ここからはキャバ嬢の仕事に掛かる必要経費を紹介していきます。
自分の魅力を引き出す「ヘアメイク代」
キャバ嬢には、自分を豪華に見せるためのヘアメイクが必須です。
出勤前にはみんな、その日の服装や営業シーン、トレンドなどに合わせ、ヘアメイクをしてもらっています。
ヘアメイク代は1回500~1,000円程度ですが、お店によっては無料でやってくれたり、逆にこだわる人はもっとお金をかけたりすることも。
お客さんを飽きさせないバリエーションが必要「ドレス代」
キャバ嬢にはドレスも必須ですね。ドレスはお店でレンタルすることもできますが、それだけだと服装のバリエーションに限界が出てきます。
そのため、自分の個性を発揮して他のキャバ嬢と差をつけるためには、自前のドレスも用意しなければなりません。
ドレス代は安いもので3,000円程度、高級なものだと1万円以上しますが、キャバ嬢は大体5着くらいのドレスは持っているものです。
自分の身を守るのも仕事のうち「送迎代」
キャバクラが一番盛り上がるのは深夜帯であるため、キャバ嬢はどうしても帰りが遅い時間になってしまいます。
そのため夜道を一人で歩くのは怖いので、多くのキャバ嬢は自分の身を守るために「送り」というお店の送迎サービスを使って帰宅するのです。
送りは無料のお店もありますが、一定距離まで500円、それ以上は最大1,500円といったように、距離に応じて料金を定めているお店もあり、遠くから出勤すると経費はかさんでしまいますね。
キャバ嬢が営業で使う経費とは?
キャバクラの仕事で稼ぐためには、しっかり営業をする必要がありますが、やはり営業にもお金が掛かるのです。
ここでは、営業経費について紹介します。
お客さんへのプレゼント代
キャバ嬢はお客さんからプレゼントをもらうことが多いため、誕生日やバレンタインのイベント時にはきちんとお返しをしなければなりません。
プレゼントはささいなものだったりもしますが、それでも常連さんみんなにプレゼントを用意すれば、それなりに費用は掛かってきます。
仲の良いキャバ嬢へのプレゼント代
キャバクラでは、指名被りの際など他のキャバ嬢にヘルプを頼むこともあり、キャストどおしの助け合いが必須。
ですから、よく協力してもらう仲の良いキャバ嬢には、日頃の感謝を込めてボトルを入れるなどのプレゼントをします。
また、他店のキャバ嬢との繋がりから集客につながることもあるので、他店に遊びに行くなんてことも。その際にもお店で遊ぶための費用が掛かってきます。
キャバ嬢が自分を磨くために使う経費とは?
お客さんに気に入ってもらえる人気のキャバ嬢になるためには、毎日自分磨きを怠ることができませんが、もちろんそんな自分磨きにもお金が掛かりますよね。
それでは、キャバ嬢が自分磨きのためにどんな経費をかけているのかを紹介します。
爪の先まで綺麗に「ネイル代」
「男性はネイルまで見ていないのでは?」と思うかもしれませんが、人の視線は先端に集まりやすいもの。
つまり、男性であっても指先は意外と目に入るので、手を抜いているとバレてしまいますよ!
なので、ネイルにはこだわりを持ち、ネイルサロンなどに通って綺麗にしておきましょう。
毎日のヘアメイクで傷んだ髪をケアする「美容院代」
キャバ嬢は出勤の度に凝ったヘアメイクをするため、どうしても普通の人より髪が傷んでしまいます。
自宅でトリートメントをするのはもちろんですが、やはりある程度は定期的に美容院へ行き、きちんとした手入れをしてもらわなければなりません。
むくまない体作り「エステ代」
キャバ嬢はお酒を飲まなければならないし、夜に仕事をするため生活リズムも不規則になりがち。
そのため、体のむくみを解消するために、エステに通う人も多いです。
むくんだ体ではお客さんを楽しませることもできませんから、きちんとリフレッシュすることもキャバ嬢の大事な仕事の一つといえるでしょう。
適度な運動でドレスを着こなす「ジム代」
キャバクラのドレスは露出が目立つデザインのものが多いため、痩せた体の方が綺麗に着こなせます。
そのためにはジムに通って適度な運動をし、きちんと体型をキープしなければなりません。
もちろん、運動はジムに通わなくてもできますが、どうしても自分の意思だけでは続かないということもあり、ジムに通っているキャバ嬢は多いのです。
内側からケアする「医療代」
夜更かしにお酒と、キャバ嬢の仕事は体にかかる負荷が大きいです。
そのため、薬を飲んだり時には病院へ通ったりと、どうしても医療費が掛かってしまうこともあります。
キャバ嬢は体が資本ですから、医療費はケチったりせず、体調不良があれば治療を怠らないようにしましょうね。
稼げるキャバ嬢は自分磨きを惜しまない
キャバ嬢は、人気が出れば驚くほど稼ぎをあげることができ、夢のある仕事です。
一方人気になるためには、それだけたくさんの経費が必要であるということもわかっていただけたのではないでしょうか。
稼げるキャバ嬢は、どんなに経費が掛かっても自分磨きを惜しみません。
今回紹介した経費を参考にして、自分の働ける時間なども考慮し、どれくらい稼げるか考えるうえでの参考にしてください!