ナイトワークの中でも最高峰に位置するといわれてるのが高級クラブです。
華やかさ、格式の高さ、お給料の高さなど、他のナイトワークをあらゆる面で上回っています。
しかし未経験者からみると、高級クラブとはどういうところなのかわからないというのが正直なところです。
では、高級クラブとは一体どんなところなのでしょうか?
今回は 高級クラブのお仕事、お給料、働くための条件についてわかりやすくご説明させていただきます。
高級クラブってなに?
ナイトワーク業界において、高級クラブといえばワンランク上のイメージがあります。
キャバクラ・ラウンジから、さらに上を目指す女性からすると、興味や憧れの対象といえます。
また、男性のお客様から見ても、高級クラブは一目置かれる存在です。
では、実際の高級クラブとはどんなところなのでしょうか。
こちらでは、最上級の高級クラブ、高級クラブと他の業種との違いについてご紹介します。
銀座を中心に存在する最上級のクラブ
首都東京を中心にして、日本国内には多くの高級クラブが存在します。
高級クラブの中でも、別格といわれているのが銀座の高級クラブです。
来店するお客様のステータス、使う金額が他の高級クラブとは大きく違います。
また、銀座の高級クラブのさらに上に位置するのが、ほんの一握りの「最上級の高級クラブ」です。
銀座の最上級の高級クラブとは、一流企業の経営者や一流の著名人たちを、多くお客様に持っているお店です。
最上級の高級クラブのほとんどが会員制で、現在のお客様の紹介がないと遊びにくることができません。
このように高級クラブは、銀座を中心に存在する最上級の高級クラブを頂点にして、高い格式を維持しています。
高級クラブが他の業種と違うところは?
高級クラブは、ナイトワークの中でもワンランク上に位置するお店です。
こちらでは高級クラブが他の業種と違う点について簡単にご説明します。
①一流のお客様が来店する
高級クラブには、一流のお客様ばかりが来店します。
政治家・会社経営者・著名人など、普通では出会えない人たちばかりです。
➁会員制・一見さんお断り
ほとんどの高級クラブは、会員制・一見さんお断りです。
そのため、他の業種のようにフリーのお客様はほとんど来店しません。
➂永久指名
高級クラブでは「永久指名」が基本です。
なので、最初に指名したホステスを永久に指名し続けることになります。
④日給制
高級クラブは日給制です。
高級クラブは暇な時でも日給は保証してくれます。その代わり、アフターや同伴などがあっても、日給に含まれます。
⑤ホステスは複数接客
キャバクラはキャバ嬢がマンツーマンの接待ですが、高級クラブは複数のホステスでの接客になります。
高級クラブの料金体系は?
高級クラブに興味がある人にとって一番気になる点といえば、やはり料金体系です。
一般的に高級クラブはキャバクラやラウンジより、料金が高そうというイメージがあります。
その理由は、会社経営者や会社役員など、富裕層が利用されているからです。
こちらでは、高級クラブの料金体系についてわかりやすくご説明します。
席料
席料(せきりょう)というのは、文字通りテーブルの場所代のことです。
高級クラブに入った瞬間に場所代が発生します。
席料は、25,000~50,000円ほどです。
時間は90分が一般的です。
個室料
個室料とは、プライベートVIPルーム代のことです。
高級クラブは遊びだけでなく、接待にも使われます。
なので、高級クラブには、他のお客様と顔を合わせずにプライベート空間を満喫できる個室が設置されています。
個室料は、30,000~100,000円ほどです。
5名程度の個室が60,000円、10名程度の個室は100,000円ほどになります。
ボトル料
ボトル料とは、オーダーしたボトルの代金のことです。
通常、高級クラブにはハウスボトルがありません。
ハウスボトルとは、無料で飲めるお酒のことです。
そのため、席料とは別にボトルを購入するシステムになっています。
ボトル料は、15,000~100,000円ほどです。
おつまみ料
おつまみ料とは、酒のつまみの代金のことです。
おつまみは高級クラブでは、通称「チャーム」や「かわきもの」といいます。
スナック菓子・ドライフルーツ・チョコ・つきだしなどがあります。
おつまみ料は、0~7,500円くらいです。
実際の金額をシミュレーションすると?
では、高級クラブを実際に利用すると、料金は一体いくらになるのでしょうか?
こちらでシミュレーションをしてみます。
高級クラブに男性2名で、90分利用した場合とします。
・席料(90分) 30,000円 × 2人=60,000円
・個室料5人用 (90分) 1部屋 60,000円
・ボトル料 シャンパン1本 50,000円
・おつまみ料 スナック菓子1皿 5,000円
・小計 175,000円
・税・サービス料金30% 52,500円
・合計金額 227,500円
となります。
高級クラブで働くために必要な条件は?
ナイトワーク経験者・未経験者の中には、高級クラブで一度は働いてみたいという女性もいます。
ところで高級クラブのホステスさんの採用基準は、キャバ嬢やラウンジ嬢とはちょっと異なるところがあります。
では、高級クラブで働くために必要な条件とは一体どのようなものでしょうか?
こちらでは、高級クラブで働くために必要な条件である容姿のレベル・毎回のヘヤセット・衣装についてご説明します。
容姿のレベルは?
高級クラブで働くための容姿レベルは「きれいな女性」です。
ただし、きれいな女性であっても、やたら押しが強く、派手な女性ではありません。
その理由は、派手な女性目当てに、同じようなお客様が集まるからです。
高級クラブが求めているのは、上品で、清楚で、古風なところがあるきれいな女性です。
要は、富裕層の男性が、一緒に連れて歩けるような女性ということです。
出勤時は毎回ヘアセットが必須
高級クラブで働く場合、毎回のヘアセットは必須です。
また、自分でやるセルフヘアセットはNGです。
美容院でのヘアセットのみOKになります。
もし、ヘアセットがされてないと、罰金をとられたり、出勤できないこともあります。
それほどヘアセットに関しては厳しく、身だしなみの一丁目一番地です。
高級クラブで働くなら、美容室でのヘアセットはある意味強制と思ってください。
また、高級クラブが毎回のヘアセットに厳しいのには理由があります。
お客様が高いお金を払ってご来店されているのに、接客する方が髪が乱れていては話にならないからです。
ヘアセットに関しては、どの高級クラブでもかなり厳しいところがあります。
ドレスや着物は自前が基本
高級クラブの衣装はドレスや着物です。
ドレスや着物は自前が基本です。
高級クラブのママなどは「人と被るドレスは絶対に着ない」という高いプロ意識に徹している方もいます。
よって、高額なドレス・着物を高い頻度で購入されます。
ただし、一般的なホステスは高額なドレスや着物を毎回買っているわけではありません。
普段はレンタルドレス・着物を着用する方も多いです。
また高級クラブには、月に1回「新調日」があります。
新調日とは、新品のドレスを着て出勤する日です。
高級クラブはお客様に夢を売るお仕事です。
新調日には「月に一度くらいは新品のドレスを着てお店に出なさい」というメッセージの意味も込められています。
まとめ
今回は 高級クラブのお仕事、お給料、働くための条件についてご紹介させていただきました。
高級クラブは、ナイトワーク経験者の成功への階段の最上段にある場所です。
そのため、マナーやルールに関しては厳しいものがあります。
しかし高級クラブで働くことで、高額の報酬・多くの人脈・社会勉強・次のビジネスへのステップアップなどを手に入れることができます。
また、高級クラブはルールを熟知すれば、想像するよりもずっと働きやすい場所です。
お客様が上質な方ばかりで、ほとんど不快な思いをすることがありません。
やる気や向上心がある女性にとっては、これ以上ないステップアップが望める場所です。
ぜひ、高級クラブで働いてみることで、女性としての確かな成功を手に入れてみてはいかがでしょうか。